「d払いを限度額1万円以上使いたいけれど、限度額を上げる方法がわからない…」
そんなお悩みを抱えている方は少なくないのではないでしょうか。
d払いの限度額が上がらないのは、限度額アップのための条件を満たしていないからです。
本記事では、d払いの使用可能な限度額の上限、限度額が1万円から変更できない理由、10万円まで上げる方法について、詳しく解説していきましょう。
d払いの支払い方法別の限度額
d払いの使用可能限度額は、支払い方法によって金額が異なります。d払いの支払い方法の種類と限度額の上限は以下の通りです。
支払い方法の種類 | 限度額 |
クレジットカード | ・dカードからの支払い:クレジットカード限度額 ・dカード以外のカードからの支払い:最大50万円 |
携帯料金合算払い | ・20歳未満:最大10,000円 ・20歳以上:最大10万円 |
d払い残高払い | 最大30万円 / 月 |
クレジットカード所有をしていない場合、d払いで決められた枠内の限度額しか使えません。
d払いの限度額が1万円から変更できない理由
d払いの限度額が1万円から増額できないのは、以下のような5つの理由があります。
次より上記5つの理由について、それぞれの詳細を詳しく解説します。
未払いや支払い遅延がある
過去の支払い遅延の履歴、現在の未払いがあった場合、限度額の増額はできません。
未払いなどの履歴がある、ドコモ側に支払い能力が欠如していると評価されます。
限度額が上がれば、さらに支払い遅延などが発生する可能性が高まると判断されるため、増額の申請をしても却下されるでしょう。
また現在抱えている未払いをすべて解消しても、その履歴はしばらく信用情報機関に記録されるため、履歴が消去されるまでは増額は難しいといえます。
利用開始日から期間が短い
d払いのサービスを利用開始してまだまもない場合、すぐには限度額を増額できません。
利用開始をして期間が短い場合、まだ利用実績のデータが蓄積されていない状態です。
利用回数が多く一度も支払い遅延・未払いがない実績が増えれば、ドコモ側に「このユーザーは返済能力があるから限度額を増やしても問題ない」という評価をされて、限度額がアップする可能性が高まります。
利用回数が少ない、あるいはない状態であれば実績を積み重ねていないため、未払い・支払い遅延をしていなくてもすぐには増額できないでしょう。
一定期間携帯料金合算払いの利用がない
携帯料金合算払いが一定期間まったくない場合、「限度額をアップしても支払いを利用されることはない」とドコモ側に判断されて、限度額変更の申請をしても却下されることが多いです。
法人名義でのご契約の場合
ドコモの回線は法人名義で契約することは可能ですが、支払い方法は以下のように限定される仕組みです。
- 店頭での支払い:dカード以外のクレジットカード利用のみ可能
- ネットでの支払い:dカード以外のクレジットカード利用と電話料金合算払いのみ可能
上記の支払いの場合、事前にドコモショップまたはd払いお問合せダイヤルでの申込みが必要です。
ビジネスdアカウントを利用の場合、d払いは利用できません。
利用者が20歳未満の場合
利用者が20歳未満の場合だと社会人でない学生が多く、「安定した一定の収入がない」というドコモ側の判断により、限度額の変更はできません。
d払いの限度額を10万円まで上げる方法
d払いの限度額を10万円まで上げるには、以下のような2つのポイントを抑えることによって、限度額10万円が実現するかもしれません。
次よりその2つのポイントについて、詳しく解説します。
未払いや支払い遅延を解消
d払いの限度額を上げる方法の一つが、未払いや支払いの遅延を完全になくすことです。
過去に支払い遅延を数回行なっている、あるいは現在の未払いがあるユーザーに対して、ドコモは限度額アップの申請を許可することは、まずありません。
限度額が増えた場合、それに比例して未払い・支払い遅延が多発する可能性も高いため、ドコモ側にとってはますます損害が増加してしまう恐れがあるからです。
未払い・支払い遅延が発生した時点でドコモからの信用度はマイナスになっているので、まずは少しでも信頼を回復させるために、未払いを完全になくすことから始めましょう。
しかし、未払いがなくなったからといっても、すぐに10万円増額できるとは限りません。
過去の未払い・支払い遅延の履歴は信用情報機関にしばらく記録されているからです。
未払い・支払い遅延をなくしても気の緩みで再び未払いが発生すると、それがまた履歴として記録されてしまうため、気をつけましょう。
利用実績を作る
未払い・支払い遅延がなくなったら、次にやることは利用実績作りです。
普段からd払いを繰り返し利用し、未払い・支払い遅延がないようにしっかりと支払いを済ませることによって、「返済能力があるユーザー」という信頼を得られます。
信用情報機関は金融に関するあらゆる履歴が記録されるため、未払い・支払い遅延などのネガティブな履歴だけでなく良い実績も記録されます。
過去に未払い・支払い遅延があったとしても、そのあとに良い実績を積み重ねていけばドコモからの信頼も獲得でき、それが限度額アップ実現にもつながるでしょう。
d払いの限度額が1万円から変更できない時の対処法まとめ

d払いの限度額が10万円になれば、今まで買えなかった高額の商品が即購入でき、限度額を現金化してまとまった現金入手といった選択肢も増えます。
d払い利用者の方は限度額アップのポイントを押さえて、この機会に申し込みをしてみてはいかがでしょうか。
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